複合汚染

こんにちは、東大和市ボディ&ソウルケア整骨院シエスタです

この本を読もうと思ったのは

何かきっかけがあったはずなんだけど

忘れてしまった(;^ω^)

有吉佐和子さんの「複合汚染」

小説ということなんですが

小説?

私小説?

ノンフィクション?

登場人物は実在の人物で

出した数字は実際の正確な数字ですと

あとがきに書いてありましたのよ(@_@)

なんですけど

魔訶不思議な小説で

お話は有吉佐和子さんが

市川房枝さんの選挙応援を

頼まれるところから始まります。

昭和50年に発行された小説だから

ちょっと補足ね(;´・ω・)

市川房枝さんは女性参政権運動に

尽力した方です。

もともと女性は政治に参加できなかったの。

参政権が認められたのは戦後まもなくのこと

そこから初の女性首相誕生まで

80年かかったわけだね(*‘ω‘ *)

んで、小説の話に戻ると

選挙の応援演説なんて~と思った

有吉佐和子さんは青島幸男さんに

助けを求めたりしますけど逃げられちゃう。

青島幸男さんは元東京都知事

でも

これは1974年(昭和49年)の

参院選の時のお話だからね。

野坂昭如さんや横井正一さんの

名前も出てくる。

野坂さんは作家さん、「火垂るの墓」は

みんな知ってると思う( 一一)

横井正一さんは戦争が終わったことを知らずに

戦後28年グアムに潜伏してた人。

石原慎太郎さんもチラッと登場したりします。

市川房枝さんの選挙活動で

切り離せないのが菅直人元内閣総理大臣

このころは20代で市民運動の若きリーダーで

市川房枝さんを後押しした人として

登場している。

実在の人物の名前がわらわら出てきて

どんな物語が展開していくんだろう?

・・・と思ったのですが

同じく選挙活動中の

紀平悌子さん、吉武輝子さんと

行動を共にして

街頭演説に耳をそばだてる

あたりから有吉佐和子さんの興味は

環境汚染のほうへ傾いていき

お話は選挙から環境汚染の方向に進みます。

紀平悌子さんは市川房枝さんの

弟子のような人で

吉武輝子さんは作家で

女性解放運動なんかをしていた人です。

んで、読み進めると

上巻の後半

下巻すべてに

選挙の話は全く出てこなくて(笑)

選挙の結果はどうなった~って

感じなんですけどね(/・ω・)/

あたくしにとっては

環境汚染の話のほうが興味津々

環境汚染の先には

人体の汚染もあるわけだから

そしてそれは過去のことではなくて

50年たった今でも影響は続いていて

もう終わったことだから

関係ないよ~じゃなくて

関係ないどころじゃなくて

50年たった今でも解決してないことが

ゴロゴロあって

まずいんでないかい?(-_-;)

ということで・・・続く

東京都東大和市の整骨・整体 シエスタ 院長 宇山由紀恵