こんにちは、東大和市ボディ&ソウルケア整骨院シエスタです
「複合汚染」は昭和50年4月に発行された
有吉佐和子さんの小説で
不思議な小説だよんって
お話は書いたけど
「複合汚染」←これね
その続きね
選挙の応援演説で一緒になった
紀平悌子さん
吉武輝子さんが道行く人に呼び掛ける
「子供たちだけじゃありません
この排気ガスを吸い続け
毒のあるものを食べ続けたら
あなたたちはどうなりますか?
病気になるとは思いませんか?」
このあたりから
物語は環境汚染
農薬や殺虫剤の話
その歴史や戦争との関係が書かれていく。
「複合汚染というのは二つ以上の毒性物質の
相加作用および相乗作用のことである。
分かりやすく言うと私たちはいま
一日に何百種類の化学物質
つまり農薬や添加物の入った食品を食べ
排気ガスや工場の煙で汚染された空気を
吸って生きているのだが
この何百という数は足し算であって
相加作用を示すものである。
しかし厚生省が毎度やりきれないような
顔をして説明しているように
一つ一つの物質に関して言えば
私たちの口に入る量はごく微量であって
今日の生命を脅かすものではない。
しかし微量でも長期にわたって
私たちが食べ続けた場合どうなるのか。
例えばDDTやPCBは
水に溶けにくい物質だから
口から入ったら最後
汗や尿で体外に排泄されることがないし
分解もされにくい。
だから躰の中にどんどん溜まる。
こうした結果が
人類にどんな影響を与えるかについて
全世界の科学者にはまだ何も分かっていない」
50年前に発行された本に
書かれていることですけど
DDTは1971年に販売禁止
PCBは1973年に生産・使用が禁止に
なってるけども
今現在も毒性が低いとうたわれ
他の製品が作られ流通してるから
あまり状況は変わらないというか
ほんの少しであっても毒は毒
低毒だってちりも積もれば山だからね。
「直ちに、健康に影響を及ぼすようなことは
ございません」って言葉がいかに
危険な言葉かジワジワくるね( ゚Д゚)
令和7年、昭和で換算すると100年
昭和50年からさらに50年たって
もっと状況は悪化してるような気が…
変な病気やアレルギー
慢性疾患やガンになる人が
増えまくってるもんね~。
「複合汚染というのは学術用語。
二種類以上の毒性物質によって
汚染されることをいい
二種類以上の物質の相加作用および
相乗作用が起こることを前提として使われる。
分かりやすく言えば排気ガスで
汚染された空気を呼吸し
農薬で汚染されたご飯と
多分農薬を使っているが
どんな農薬を使っているのか
まるで分らない輸入の小麦と
輸入の大豆で作った味噌に防腐剤を入れ
調味料を入れて味噌汁を作り
着色料の入った佃煮を食べ
米とは別種の農薬がふりかけられている野菜
殺虫剤と着色料の入った日本茶。
という具合に私たちが日常、鼻と口から
躰の中に入れる化学物質の数は
食品添加物だけでも一日に80種類といわれている。
(農薬と大気汚染を勘定すると何百種類になる)」
この抜粋した二つの文章が
「複合汚染」って何よ?
ってことを端的に表してるんだけど
昭和100年
食品添加物の数は50年前より多いだろうし
生活に便利なスプレー商品やら
クスリやらがモリモリ登場してるんだから
人の体はもっとボロボロに汚染されてるのが
あたりまえなんだと思うのよ(;^ω^)
この本を読んでいて
50年前の話じゃなくて
過去のことじゃなくて
今に通じることがいっぱいあるねぇ~
なんなら悪化してるというか
アホさ加減が
バージョンアップしてるやん(/・ω・)/
そう思ったので
あたしが興味惹かれたあたりを
ポツポツ書いてみます・・・続く
東京都東大和市の整骨・整体 シエスタ 院長 宇山由紀恵

