こんにちは、東大和市ボディ&ソウルケア整骨院シエスタです
DDTはすでに禁止されてるんだけど
その歴史を遡ると
日本人とDDTの出会いは敗戦直後って
本には書かれてる。
戦後の下着だけ身に着けたような格好の
子供たちが頭から白い粉を
ぷしゅぷしゅされてる映像を
見たことある人もいると思う。
ノミやシラミの駆除で使われていたんだけど
一番最初はドイツの学生が
卒業実験として合成した
石炭や石油を原料とした化学物質で
殺虫効果はスイスのミュラー氏が
1939年に発見。
これでノーベル賞を受賞したらしい(;´∀`)
んで
アメリカでは大量生産が始まり
第二次世界大戦中に
マラリア蚊やノミの駆除という目的で
熱帯作戦に大量に用いられた。
それが戦後になって民間の農薬殺虫剤として
一斉に普及する(;´・ω・)
本を読み進めていくと
これがパターン化してるのがわかる
戦争で使ってお役御免になったら
平和利用って言って民間に普及させる
農薬や化学肥料
今だと抗がん剤とかもそうだよね。
戦争が終わったら不要になるんだから
作るのやめればいいのに
一部の人の懐に大金が入るから
やめられなくなっちゃうんだろうけど
この化学薬品の出現で自然の循環が破壊され
人間がどうなるか最初に警告したのは
レイチェル・カーソン女史
アメリカの海洋生物学者
1962年「サイレント・スプリング」を
出した後
ものすごいバッシングにあったようで(>_<)
この辺りは
今も変わらない
一部の既得権益にかかわる人達が
自然の循環を守ろうとしたり
昔からの知恵を利用して
健康に生きていこうとする人達を
攻撃、排除、バッシングする。
化学物質でできた商品が売れて
金が儲かればいい人達だから
自然が~健康が~って言いだす人間は
邪魔くさくて仕方がないんでしょう。
DDTが禁止されたのは
カーソン女史の警告から7年後
人体への使用が禁止され
その翌年、一般農作物への使用を禁止。
日本では1971年に禁止されたけど
その間に日本の農地に叩き込まれた量は
耕地面積当たりでアメリカの6~7倍だそうで
ってどれくらいなんだろ?
農薬会社が儲かる
農協がマージンを取る
監督する農林省
「官僚機構というのは誰も責任を取らないで
すむようになっている」
う~ん( 一一)
「複合汚染」には
ものすごいハッキリと
強烈な一文が書かれているけど
ここいらへんは今も同じ
誰も責任取らないし
50年前と一緒というか
50年前より悪化してませんかね?
「サイレント・スプリング」
「沈黙の春」読んだことないんだよね
手元にあるのは
「センス・オブ・ワンダー」だけ
「沈黙の春」
一度読んでおきたいなぁ(;^ω^)
東京都東大和市の整骨・整体 シエスタ 院長 宇山由紀恵

