複合汚染 その3

こんにちは、東大和市ボディ&ソウルケア整骨院シエスタです

DDTはすでに禁止されてるんだけど

その歴史を遡ると

日本人とDDTの出会いは敗戦直後って

本には書かれてる。

戦後の下着だけ身に着けたような格好の

子供たちが頭から白い粉を

ぷしゅぷしゅされてる映像を

見たことある人もいると思う。

ノミやシラミの駆除で使われていたんだけど

一番最初はドイツの学生が

卒業実験として合成した

石炭や石油を原料とした化学物質で

殺虫効果はスイスのミュラー氏が

1939年に発見。

これでノーベル賞を受賞したらしい(;´∀`)

んで

アメリカでは大量生産が始まり

第二次世界大戦中に

マラリア蚊やノミの駆除という目的で

熱帯作戦に大量に用いられた。

それが戦後になって民間の農薬殺虫剤として

一斉に普及する(;´・ω・)

本を読み進めていくと

これがパターン化してるのがわかる

戦争で使ってお役御免になったら

平和利用って言って民間に普及させる

農薬や化学肥料

今だと抗がん剤とかもそうだよね。

戦争が終わったら不要になるんだから

作るのやめればいいのに

一部の人の懐に大金が入るから

やめられなくなっちゃうんだろうけど

この化学薬品の出現で自然の循環が破壊され

人間がどうなるか最初に警告したのは

レイチェル・カーソン女史

アメリカの海洋生物学者

1962年「サイレント・スプリング」を

出した後

ものすごいバッシングにあったようで(>_<)

この辺りは

今も変わらない

一部の既得権益にかかわる人達が

自然の循環を守ろうとしたり

昔からの知恵を利用して

健康に生きていこうとする人達を

攻撃、排除、バッシングする。

化学物質でできた商品が売れて

金が儲かればいい人達だから

自然が~健康が~って言いだす人間は

邪魔くさくて仕方がないんでしょう。

DDTが禁止されたのは

カーソン女史の警告から7年後

人体への使用が禁止され

その翌年、一般農作物への使用を禁止。

日本では1971年に禁止されたけど

その間に日本の農地に叩き込まれた量は

耕地面積当たりでアメリカの6~7倍だそうで

ってどれくらいなんだろ?

農薬会社が儲かる

農協がマージンを取る

監督する農林省

「官僚機構というのは誰も責任を取らないで

すむようになっている」

う~ん( 一一)

「複合汚染」には

ものすごいハッキリと

強烈な一文が書かれているけど

ここいらへんは今も同じ

誰も責任取らないし

50年前と一緒というか

50年前より悪化してませんかね?

「サイレント・スプリング」

「沈黙の春」読んだことないんだよね

手元にあるのは

「センス・オブ・ワンダー」だけ

「沈黙の春」

一度読んでおきたいなぁ(;^ω^)

東京都東大和市の整骨・整体 シエスタ 院長 宇山由紀恵